「今までそれほど気にならなかったのに、急に外反母趾が痛くなった…」
「歩くと親指の付け根が痛い」
「靴を履くと痛みが強くなる」
「このまま放っておいて大丈夫なの?」
このようなご相談は、足のトラブルの中でも比較的多いものです。
外反母趾は、親指が小指側へ曲がり、母趾の付け根が内側へ突出する足の変形です。 痛みは突出した部分が靴に当たることなどによって生じることがありますが、 「痛い場所=原因がある場所」とは限りません。
今回は、栃木県足利市のF.E.S整骨院が、 「外反母趾が急に痛くなった」ときに考えたい原因や対処、 そして足の状態を確認するときのポイントについて解説します。
目次
外反母趾が急に痛くなるのはなぜ?
外反母趾の痛みが急に出たからといって、 必ずしも「その日に外反母趾の変形が急激に進んだ」という意味ではありません。
外反母趾では、母趾の付け根にある第1中足趾節関節(MTP関節)周辺の突出部が、 靴などに圧迫されることで痛みや炎症につながることがあります。
また、歩行量が急に増えた、長時間立っていた、 今までと違う靴を履いたなど、 足にかかる負荷が変化したことをきっかけに痛みを自覚する場合もあります。
日本整形外科学会では、外反母趾の原因として、 つま先の細い靴やハイヒールなどの履物に加え、 足部のアーチの状態、筋力低下なども関連すると説明しています。
そのため、 「親指が曲がっているから親指だけを何とかする」 という考え方だけでは、足にかかっている負担を十分に確認できないことがあります。
外反母趾が急に痛くなる5つのきっかけ
1.靴による圧迫
つま先が細い靴や、足幅に合っていない靴では、 母趾の付け根や足趾が圧迫されやすくなります。
特に外反母趾の突出部が靴に当たる場合、 それまで我慢できていた痛みが、ある日突然気になることがあります。
2.歩く時間・立っている時間が増えた
旅行、仕事、買い物、イベントなどで、 普段より長く歩いたり立ち続けたりすると、 足部にかかる負荷が一時的に増えることがあります。
「特別なケガをしたわけではないのに痛くなった」 という場合も、直前の生活を振り返ってみることが大切です。
3.足部のアーチや荷重バランス
足には、縦方向のアーチだけでなく、 前足部に関係する横アーチなどがあります。
外反母趾では足部のアーチの変化が関係することがあり、 足の形だけでなく、歩行時にどこへ荷重しているのかを確認することも重要です。
4.足趾や足部の使い方
歩行時に足趾がどのように働いているのか、 足部が接地したときにどのように動いているのかによって、 足の一部に負担が集中することがあります。
外反母趾がある場合は、 足趾の動き・足関節の動き・下肢全体の動き まで確認すると、負担のかかり方を考えやすくなります。
5.身体活動量や体重などの変化
生活環境や運動量が変化すると、 身体にかかる力も変わります。
外反母趾は足だけの問題として考えるのではなく、 日常生活や歩行、運動習慣なども含めて考えることが大切です。
「靴を変えれば大丈夫」とは限らない理由
外反母趾の対策として、 足に合った靴を選ぶことは重要です。
日本整形外科学会でも、 母趾の付け根はフィットさせながら、 つま先には余裕のある履物を選ぶことが予防方法の一つとして紹介されています。
ただし、 靴を変えるだけですべての問題が解決するとは限りません。
例えば、
- 足のアーチがどのような状態なのか
- 足趾が十分に動いているか
- 足関節の可動性に問題がないか
- 歩行時にどこへ荷重しているか
- 膝や股関節の動きに左右差がないか
- 日常生活で足にどの程度負荷がかかっているか
などを合わせて確認することで、 「なぜ今、ここが痛くなったのか」を考えやすくなります。
外反母趾が痛いときに避けたいこと
痛みがあるときに、 無理に親指を強く押したり、痛みを我慢して長時間歩いたりすることはおすすめできません。
また、インターネットで見つけた運動や矯正方法を、 すべての方が同じように行えばよいとは限りません。
まずは、 「何をすると痛いのか」「いつから痛いのか」「腫れや熱感があるのか」 など、自分の症状を整理しましょう。
痛みが強い場合や症状が続く場合は、 医療機関での評価も選択肢になります。
医療機関への相談を検討したいケース
「外反母趾だと思っていたけれど、実は別の原因だった」 という可能性もあります。
日本足の外科学会では、 足の痛み・変形には外反母趾だけでなく、 強剛母趾、母趾種子骨障害、モートン神経腫、足底腱膜炎など、 さまざまな疾患があることを紹介しています。
特に以下のような場合は、 自己判断だけで様子を見るのではなく、医療機関への相談を検討してください。
- 強い痛みが突然出た
- 明らかな腫れや熱感、赤みがある
- 歩くことが難しいほど痛い
- 転倒や打撲など、明らかな外傷がある
- しびれや感覚異常がある
- 痛みが長期間続いている
- 安静にしていても痛みが強い
外反母趾の正確な診断には、医療機関での診察や必要に応じた画像検査が用いられます。 気になる症状がある場合は、整形外科などへの相談もご検討ください。
F.E.S整骨院では外反母趾をどう見るのか
F.E.S整骨院では、 「痛い場所だけを見る」のではなく、 足部から下肢、身体の動きまで含めて状態を確認することを大切にしています。
例えば、
- 足趾の可動性
- 足部のアーチ
- 足関節の可動性
- 下腿の動き
- 膝関節の動き
- 股関節の可動性
- 立位・歩行時の荷重
- 左右差
などを確認し、 現在の身体の使い方や負担のかかり方を整理していきます。
外反母趾の「形」だけを見るのではなく、 「なぜその場所に負担が集中しているのか」 という視点を持つことが重要だと考えています。
外反母趾は「親指だけ」の問題とは限りません
外反母趾が気になると、 どうしても親指の曲がり方や出っ張りだけに目が向きます。
しかし、歩くという動作は、 足趾だけで完結しているわけではありません。
足部、足関節、膝、股関節、骨盤などが連動して動くことで、 身体を前へ運んでいます。
そのため、 「親指が痛いから親指だけを施術する」 のではなく、 足部から下肢全体の動きや荷重を確認することが、 身体の状態を把握するうえで重要になります。
もちろん、外反母趾の状態や痛みの原因は一人ひとり異なります。 だからこそ、まず現在の状態を確認することが大切です。
足の状態を一度確認してみませんか?
「外反母趾が最近痛くなってきた」
「歩くと親指の付け根が気になる」
「靴を履くと足が痛い」
「自分の足がどのような状態なのか知りたい」
そんな方は、まず現在の足の状態を確認することから始めてみませんか?
F.E.S整骨院では、 足部だけでなく、足関節・下肢・股関節・身体の動きなどを確認しながら、 現在の状態を整理していきます。
外反母趾について詳しく知りたい方はこちら
栃木県足利市で外反母趾や足のトラブルについてお悩みの方は、 お気軽にご相談ください。
まとめ|外反母趾が急に痛くなったら、まず足の状態を確認しましょう
外反母趾の痛みは、 靴による圧迫だけでなく、歩行量や立位時間、足部のアーチ、 足趾の動きなど、さまざまな要因が関係する可能性があります。
「急に痛くなったから、急激に変形した」とは限りません。 一方で、強い痛みや腫れ、熱感、外傷などがある場合には、 外反母趾以外の疾患やケガが隠れている可能性もあるため、 医療機関への相談が必要になることがあります。
足の痛みをその場しのぎで終わらせるのではなく、 「なぜそこに負担がかかっているのか」 を一度確認してみることも大切です。
足利市で外反母趾や足のトラブルについてお悩みの方は、 F.E.S整骨院へご相談ください。
この記事の参考情報
- 日本整形外科学会「外反母趾」
- 日本足の外科学会「足でよくある症状と病気」
- 日本足の外科学会「外反母趾 疾患ガイド」

この記事を書いた人

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根っからの足利人が健康に対して本気で考え、[関わる全ての方を元気にする]ことを掲げて事業をしてきました。一生勉強一生健康が座右の銘です。現場では一生健康でいられる人が1人でも増えるように全力でサポートしていきます。是非お気軽にご相談くださいませ。
【保有資格】
柔道整復師/中高保健体育教諭免許/メディカルフィットネス協会ウォーキングトレーナー/ファスティングマイスター/ファイナンシャルプランナー





