「健康のために運動を始めよう」

そう思ってウォーキングやジョギング、筋トレを始めたものの、

「なぜか膝が痛くなってしまった…」

そんな経験はありませんか?

特に40代になると、以前は何ともなかった運動でも、 久しぶりに身体を動かしたあとに膝や腰などに違和感を覚えることがあります。

「運動不足だったから仕方ない」 「年齢のせいかな」 と考えてしまう方も少なくありません。

しかし、膝の痛みを「運動不足だけ」と考えてしまうのは少し注意が必要です。

大切なのは、運動そのものを避けることではなく、 現在の身体の状態に対して、運動量や動き方が合っているかを確認することです。

この記事では、40代から運動を始めた方が膝を痛めないために確認したいポイントを、 身体の動きという視点からわかりやすく解説します。

「運動不足だから膝が痛い」は本当?

結論から言うと、運動不足だけを膝の痛みの原因と考えることはできません。

もちろん、長期間身体を動かしていなかった場合、 筋力や持久力などの身体機能が以前と変化している可能性はあります。

一方で、膝の痛みには、

  • 急に運動量を増やした
  • ウォーキングやランニングの時間が長すぎる
  • スクワットなどの動作で膝に負担が集中している
  • 股関節や足首の動きが十分ではない
  • 以前からあった身体の使い方のクセがある

など、さまざまな要素が関係することがあります。

つまり、 「運動不足だったから膝が痛くなった」 と決めつけるよりも、 「今の身体に対して、運動の内容や量が合っているのか」 を考えることが大切です。

ポイント

運動は健康づくりに大切です。 ただし、久しぶりに運動を始める場合は、無理なく少しずつ負荷を増やしていくことが重要です。

久しぶりの運動で膝が痛くなる3つの理由

40代から運動を始めて膝に痛みが出た場合、 まず確認したいのが次の3つです。

  1. 運動量を急に増やしていないか
  2. 膝だけに負担が集中していないか
  3. 股関節・足首・足部などがうまく動いているか

膝は単独で動いているわけではありません。 歩く、走る、しゃがむ、階段を上るといった動作では、 股関節や足首、足部なども連動しています。

そのため、膝に痛みが出たときには、 膝だけでなく身体全体の動きを確認する視点が重要になります。

① いきなり運動量を増やしている

「健康のために運動を始めよう」と思ったとき、 最初から頑張りすぎてしまう方は少なくありません。

例えば、

  • いきなり30~60分歩く
  • 毎日ランニングを始める
  • 今までしていなかったスクワットを大量に行う
  • 週末だけ一気に運動する

このように、これまでの活動量と比べて急激に負荷が増えると、 身体がその変化に適応する前に痛みや違和感が出ることがあります。

最初から頑張りすぎるより、 無理のない量から始めて、身体の反応を確認しながら少しずつ増やす ことが大切です。

② 膝だけに負担が集中している

歩く、走る、階段を上る、しゃがむ。 こうした動作では膝だけでなく、股関節や足首も一緒に動いています。

しかし、身体のどこかがうまく動かない場合、 別の関節や筋肉が代わりに負担を受けることがあります。

その結果、 「運動を始めただけなのに膝が痛い」 という状態につながる可能性があります。

膝が痛い=膝だけが問題、とは限りません。

痛みが出ている場所だけを見るのではなく、 その動作の中で身体全体がどのように動いているのかを確認することが大切です。

③ 股関節・足首・足部の動きが関係している

例えばスクワットや階段動作では、 股関節・膝・足首が連動して動きます。

また、歩行やランニングでは足部が身体を支える土台になります。

そのため、

  • 股関節が動かしにくい
  • 足首が硬く感じる
  • 足の指をうまく使えていない
  • 片脚で立つと身体が大きく揺れる
  • しゃがむと膝が内側に入りやすい

といった状態がないか確認してみるのも一つの方法です。

もちろん、これらがあるから必ず膝が痛くなるという意味ではありません。 膝の痛みを考える際の確認ポイントの一つとして捉えてください。

まず確認したいセルフチェック

ここでは、現在の身体の状態を確認するための簡単なチェックを紹介します。

痛みが強い場合や、チェック中に痛みが増す場合は無理に行わないでください。

チェック① 片脚立ち

壁や机など、すぐにつかまれる場所の近くで行います。

  1. 片脚で立ちます。
  2. 10秒程度、身体を支えます。
  3. 反対側も同じように行います。

身体が大きく揺れる、足元が不安定、左右差が大きい 場合は、下半身の使い方を確認するきっかけになります。

チェック② 椅子からの立ち座り

  1. 椅子に浅く座ります。
  2. 足を肩幅程度に置きます。
  3. ゆっくり立ち上がります。
  4. ゆっくり座ります。

このとき、

  • 膝に痛みが出る
  • 膝が内側に入りやすい
  • 左右で動き方が違う
  • 身体が大きく左右に傾く

などがないか確認してみましょう。

チェック③ しゃがみ動作

痛みがない範囲で、ゆっくりしゃがんでみます。

「膝が痛いか」だけでなく、「股関節や足首がスムーズに動いているか」 にも注目してみてください。

※セルフチェックは診断ではありません。

痛みの原因を確定するものではありません。 痛みが続く場合や、日常生活に支障がある場合は、医療機関や専門家への相談をご検討ください。

膝が痛いとき、運動は休むべき?

「膝が痛いから、運動は全部やめた方がいい」 とは限りません。

一方で、痛みを我慢して運動量を増やし続けることもおすすめできません。

大切なのは、 現在の痛みの程度や原因、身体の状態に合わせて運動内容を調整すること です。

例えば、こんな工夫があります。

  • 運動時間を短くする
  • ウォーキングの速度を落とす
  • ランニングからウォーキングへ変更する
  • 痛みが強い動作を一時的に避ける
  • 身体の状態を確認してから運動量を戻す

健康のために運動を始めたのであれば、 「痛みを我慢して続ける」ことではなく、 長く続けられる身体づくりを目指したいところです。

こんな膝の痛みには注意してください

膝の痛みにはさまざまな原因があります。 特に次のような場合は、自己判断で運動を続けず、医療機関への相談を検討してください。

  • 強い腫れがある
  • 熱感や赤みがある
  • 転倒や衝突など、明確な外傷後から強く痛む
  • 膝が動かせない、ロックする感じがある
  • 膝に力が入らず、歩くことが難しい
  • 安静にしていても強い痛みが続く
  • 痛みが長期間改善しない

このような場合は、整骨院だけで判断せず、必要に応じて整形外科などで状態を確認することが大切です。

F.E.S整骨院では「膝だけ」を見ません

膝が痛いと、 「膝に何か問題があるのでは?」 と考えるのが自然です。

しかし、歩く・走る・しゃがむといった動作では、 膝だけでなく股関節や足首、足部、姿勢などが関係しています。

F.E.S整骨院では、痛みのある部分だけを見るのではなく、 身体全体の動きやバランスを確認しながら、現在の状態を把握すること を大切にしています。

また、F.E.S整骨院では施術だけでなく、 運動指導や健康的な身体づくりまでトータルでサポートしています。

40代からの運動を、痛みであきらめないために

「運動を始めたいけれど、膝が痛くなってしまった」

「このまま運動を続けていいのか分からない」

「膝だけではなく、身体全体の状態を見てほしい」

そんな方は、一度ご自身の身体の状態を確認してみませんか?

F.E.S整骨院では、症状だけを見るのではなく、 身体の状態や動きも確認しながら、一人ひとりに合わせたケア・運動指導をご提案しています。

F.E.S整骨院

〒326-0822
栃木県足利市田中町65-2
ビューティーモール1階C号室

0284-73-1886
受付 9:00~21:00
日曜・祝日・第一水曜定休

▶ アクセス・店舗情報を確認する

▶ F.E.S整骨院のホームページを見る

この記事を書いた人

FES整骨 吉澤惇
FES整骨 吉澤惇
根っからの足利人が健康に対して本気で考え、[関わる全ての方を元気にする]ことを掲げて事業をしてきました。一生勉強一生健康が座右の銘です。現場では一生健康でいられる人が1人でも増えるように全力でサポートしていきます。是非お気軽にご相談くださいませ。

【保有資格】
柔道整復師/中高保健体育教諭免許/メディカルフィットネス協会ウォーキングトレーナー/ファスティングマイスター/ファイナンシャルプランナー