基本的に、登山で多いケガは足首や膝のケガがほどんどです。

・足首の捻挫
・打撲
・骨折
・膝の関節痛
・肉離れ

などの症状ですね。

万が一、登山の際にけがをしてしまった場合でも、対処法と知っているのと知らないのとでは大違い。

今回は、登山中の怪我に対してどんな対処をすればいいのか?応急処理の基本について説明していますね。

応急処置の基本「RICE」

実際に山で完璧に処置するのは難しいですが、RICEと呼ばれる応急処置を正しくおこなえば、痛みや腫れをおさえて治りも早くすることができます。

RICEとは、

Rest(安静)
Icing(冷却)
Compression(圧迫)
EIevetion(挙上)

の頭文字をとったものになります。それぞれ解説していきますね。

Rest(安静)

ケガをした部分をそっとしておく。
テーピングなどで固定する。

Icing(冷却)

冷やすことで痛みの軽減、内出血防止、炎症の抑制ができます。
※基本的に長時間冷却する必要があります。24~48時間は冷やしましょう。

Compression(圧迫)

圧迫することで出血や腫れを防ぎます。
⁡三角巾、テーピング、包帯などを使用します。
⁡圧迫しすぎて痺れたり、白くなったりしないようになったら一旦緩め、元に戻ったら再び圧迫するようにしましょう。

EIevetion(挙上)

ケガしたところを心臓より高くすることで、痛みや腫れを減らすことができます。
⁡※休憩中などにおこなうことも大切です。
必ずケガした部位に悪影響がでない範囲でおこないましょう。

ケガをしてしまった際の応急処置としては、上記で解説した「RICE」を頭に入れておいて、状況に応じてやれることをやりましょう。

しかし、ケガをしないように日頃からのストレッチなどで身体の柔軟性をあげたり、肉離れしないように脚の筋肉をトレーニングしたりなど、他にもできることは沢山ありますので、予防も含めた対策は必ずおこないましょう。

その他どうしても痛みが無くならないなどお困りの方がいらっしゃいましたら、足利市にあるF.E.S整骨院までお気軽にお問い合わせ下さい。

この記事を書いた人

FES整骨 吉澤惇
FES整骨 吉澤惇
根っからの足利人が健康に対して本気で考え、[関わる全ての方を元気にする]ことを掲げて事業をしてきました。一生勉強一生健康が座右の銘です。現場では一生健康でいられる人が1人でも増えるように全力でサポートしていきます。是非お気軽にご相談くださいませ。

【保有資格】
柔道整復師/中高保健体育教諭免許/メディカルフィットネス協会ウォーキングトレーナー/ファスティングマイスター/ファイナンシャルプランナー

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