「飛距離を伸ばしたい！」ゴルフをされている方は誰しも１度は憧れたことがあると思います。
より飛ばすために最新のクラブを購入した！なんて方も多いのではないでしょうか？
道具を良くすることはもちろん大切ですが、その道具を扱う体の状態を良くすることが最も大切です。
そこで今回は体の要素でも、筋肉について触れていきます。
飛距離が伸びれば、セカンド地点での番手も下がり、スコアＵＰにも直結します。
体幹や上肢、下肢をバランスよく鍛えていくことが大切ですが、この記事では、ドライバー飛距離２０～３０yardアップを目指すために必要な筋肉３選を紹介していきます。
①もも裏（ハムストリングス）
第一優先で鍛えていきたいのがもも裏の筋肉ハムストリングス（大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋）です。
なぜかというと、体全体の６０～７０％の筋肉は下半身に集中しているといわれています。
そして体の後ろ側の筋肉は普段意識して使いにくい部位です。日常生活で意識して動かす筋肉はほとんどが体の前側の筋肉というのは想像ができると思います。
普段運動をしていない人が、運動会などでハムストリングスを肉離れしたなんてことは良くある話です。
またジャンプ力（垂直飛び）と飛距離（クラブヘッドスピード）には相関があるとのデータも多数報告されています。
共通点は床（地面）反力を使うことです。
これは地面をいかに強く押せるか（主に股関節の伸展）です。股関節の伸展筋といえばハムストリングスや大殿筋があげられます。
大殿筋も「殿」という字が使われているだけあって大切な筋肉ですし、ハムストリングスと同じで体の後ろ側の筋肉です。一緒に鍛えることをオススメします。
種目としてはデッドリフトやスクワット、ジャンプ（プライオメトリクス）トレーニングがおすすめです。
ゴルフスイングは1，5～2，5秒間と素早い動作で行われます。トレーニングもスピード（瞬発力）を意識して行うことが大切です。
特に左のハムストリングスが飛距離を伸ばすのに重要ですが、ケガを防止するためにも左右まんべんなく鍛えます。
高重量、低回数で地面を押すスピードを意識してトレーニングを行いましょう。弱くなりやすいハムストリングスを鍛えることは一番の近道といえます。
②腹斜筋
次に鍛えていきたいのが腹斜筋群（内腹斜筋、外腹斜筋）です。
肋骨と骨盤を繋ぐ筋肉で、作用は体幹の回旋を行います。
ゴルフスイングでは正しい前傾姿勢を保ち、体幹を固定させてスウェーしないことが大切で、そのためには腹斜筋群の働きが欠かせません。
腹斜筋群が機能することで上半身と下半身の捻転差が生まれ（体が雑巾絞りになるようなイメージです）飛距離ＵＰに繋がります。
トレーニングとしてはアンチローテーション種目がオススメです。
アンチローテーション種目とは体幹を固定した状態で四肢を動かす種目のことです。
ゴルフでの体幹力とはクラブの遠心力に耐えられるということが大切です。
でんでん太鼓のように体が使えるようになるとヘッドスピードも上がってきます。
③前腕筋
ゴルフスイングは下半身から受けたパワーを骨盤➔体幹➔肩関節➔腕➔シャフトへと伝えていきます。
シャフトへ力を伝える上で必要になるのが前腕の筋力（握力）になります。
アドレス時、よくグリップは力を入れずゆるゆるで構えろといわれますが、
握力20㎏の方が力を抜くのと握力50㎏の方が力を抜くのでは大きな違いがあります。
握力はあるに越したことはないです。
より脱力をしてスイングをする為にも、前腕の筋力は強化していきましょう。
オススメはデッドリフトや懸垂などを素手で行うことです。
プル種目を素手で行うだけでも、握力は十分鍛えられます。
前腕を鍛える際に注意したい点としては、右打ちなら右手を内側に捻る動き（前腕の回内）、左打ちなら左手を意識しすぎないことです。
イメージは腕相撲をしているときの肘から先の動きです。
この動きを意識しすぎてしまうと、スイングがアウトサイドインになりやすくなり、飛距離を落としてしまいやすいです。
まとめ
今回はゴルフで飛距離を伸ばすために、優先して鍛えるべき筋肉を紹介していきました。
普段鍛えていない方であれば、すぐにドライバー飛距離20～30yardUPは実現可能です！
トレーニングをする上で一番大切なことは、正しいフォームで実施しケガをしない事です。
これからトレーニングを始めようと思っている方や、独学で実施している方は
一度パーソナルトレーナーに見てもらうことをオススメします。
F.E.S整骨院
〒326‐0822
栃木県足利市田中町65‐2 ビューティ―モール1階C号室
☎ 0284‐73‐1886
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根っからの足利人が健康に対して本気で考え、[関わる全ての方を元気にする]ことを掲げて事業をしてきました。一生勉強一生健康が座右の銘です。現場では一生健康でいられる人が1人でも増えるように全力でサポートしていきます。是非お気軽にご相談くださいませ。
【保有資格】
柔道整復師/中高保健体育教諭免許/メディカルフィットネス協会ウォーキングトレーナー/ファスティングマイスター/ファイナンシャルプランナー
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