「飛距離を伸ばしたい!」ゴルフをされている方は誰しも1度は憧れたことがあると思います。

より飛ばすために最新のクラブを購入した!なんて方も多いのではないでしょうか?

道具を良くすることはもちろん大切ですが、その道具を扱う体の状態を良くすることが最も大切です。

そこで今回は体の要素でも、柔軟性(関節可動域)について触れていきます。 

飛距離が伸びれば、セカンド地点での番手も下がり、スコアUPにも直結します。

この記事では、ドライバー飛距離20~30yardアップを目指すために必要な柔軟性(関節可動域)を紹介していきます。

 

飛ばすために必要なこと

 

 

飛距離を伸ばすために必要なことはスイングアークを大きくすることです。

スイングアークが大きくなればクラブヘッドの移動距離が増え、シャフトのしなりが上手く使えるようになりヘッドスピードUPに繋がります。

そのために必要な柔軟性は、捻転(回旋)です。

大きな捻転を作るには、特に脊椎(胸椎)、股関節の柔軟性が重要になります。

また脊椎でも腰椎は捻転に適していない部位です。

腰を回そうとスイングをしてしまうとケガに繋がる恐れがございますので注意が必要です。

 

必要な柔軟性(関節可動域)

 

 

まず脊椎部(胸腰部)回旋の参考可動域は約40度です。そのうち約35度を胸椎、約5度を腰椎が担っています。

 

腰椎に関してはたったの5度です。腰椎は5つあるので、1つにつき1度ということになります。

 

胸椎の可動域低下は隣接する頸椎や腰椎への代償動作を誘発してしまい、ケガに繋がる可能性が高まります。

 

 

 

次に股関節回旋の参考可動域は約45度です。

 

ゴルフスイングでは股関節内旋という動きが重要になります。

 

男性は特に硬くなりやすい動きになりますので、日頃のストレッチが重要です。

 

股関節の可動域低下は隣接する腰椎、膝関節に代償動作を誘発してしまい、ケガに繋がる可能性が高まります。

 

 

 

またゴルフスイングの捻転動作では肩甲骨の内転運動も起こり、その可動域は約5度といわれています。

 

 

 

正しく動けているかのチェック方法は、トップを作る際に両方の肩が90度回れているかが指標になります。

 

これは胸腰部40度、股関節45度、肩甲骨5度を足した可動域になります。

 

回れていない場合はまだまだポテンシャルがありますので、大幅な飛距離UPが期待できます。

 

 

まとめ

今回はゴルフで飛距離を伸ばすために、優先して鍛えるべき筋肉を紹介していきました。

普段鍛えていない方であれば、すぐにドライバー飛距離20~30yardUPは実現可能です!

トレーニングをする上で一番大切なことは、正しいフォームで実施しケガをしない事です。

これからトレーニングを始めようと思っている方や、独学で実施している方は

一度パーソナルトレーナーに見てもらうことをオススメします。

 

 

 

この記事を書いた人

FES整骨 吉澤惇
FES整骨 吉澤惇
根っからの足利人が健康に対して本気で考え、[関わる全ての方を元気にする]ことを掲げて事業をしてきました。一生勉強一生健康が座右の銘です。現場では一生健康でいられる人が1人でも増えるように全力でサポートしていきます。是非お気軽にご相談くださいませ。

【保有資格】
柔道整復師/中高保健体育教諭免許/メディカルフィットネス協会ウォーキングトレーナー/ファスティングマイスター/ファイナンシャルプランナー